窯まつり 御礼

昨年につづき、二回目の出店でした。はじめましての方も、おひさしぶりの方も、いつもの方も、そして上出長右衛門窯のみなさまにも、お会いできてうれしかったです。金継ぎのご依頼もご相談もたくさんいただき、予約はガラガラでしたが、おひとりでも予約システムがあることによって安心して来ていただけるのなら、めげずにこれからも用意しようと心に誓いました。お越しいただき、ありがとうございました。

お預かりしたうつわたちは、漆をつかった日本の伝統技法「本漆金継ぎ」でお直しさせていただきます。おなじく日本の伝統工芸「九谷焼」。その窯元で金継ぎの受付をさせていただくことは、使命のようにも感じます。「作る」現場では見ることのできない「使う」が、「直す」ことによって見える。心を込めて作ったものが、大切にされていることを、わたしには直すだけでなく伝える使命があると思っています。(金継ぎをはじめた頃からずっと思っています。)うつわたちが生まれる現場を見て、職人さんに会って、知ったり体験することは、「ものを大切にする」という金継ぎの大きな一面とダイレクトにつながります。

「金継ぎしたら可愛くなるかなと思って」というノリで来ていただけるのも、じつはすごくうれしくて、最終的には「いい感じにしますね」と言って預かります。わたしは本来こんな感じです。

上出長右衛門窯の窯まつりは、毎年GWに四日間開催されます。今年は出店以外の日も遊びに行って、あれだけウロウロしてたのに、145周年バッチを買いそびれました。無念。それでもおいしいものを食べて、限定品などお得に買えて、くじ引きも当たり、いっしょに写真を撮ってもらい、めいっぱいまつりました。毎日行っても、毎年行ってもたのしいおまつり。18回目になる来年もたのしみにしています。(20回目が2回あるのかも、いよいよ気になるところ…)今年も出店を助けてくださったこびりさん、上出長右衛門窯のみなさま、ご出店のみなさま、たのしいGWをありがとうございました!

@choemon_pr

(というわけで、写真いっぱいです!)

作業場をつかった展示がすてきでした